こんにちはこんばんはma-shi-こと旦那のma-です。
今回は
『第3回公認心理師試験Gルート受験し合格した私の独学勉強方法』についてお伝えします。
試験勉強するときってどのように勉強したらいいか悩みますよね?
私自身「Gルートの人はどんなふうに勉強してるんだろう?」と気になっていました。
この記事では、
といった疑問についてお答えします。勉強方法の参考になればと思います。(ただあくまで私一個人のやり方なのであしからず)。
私は障がい領域からのGルート受験者です。仕事・子育てをしながらの勉強でした。同じ領域からの受験者には特に参考になるのでは?と思います。
ちなみに第2回公認心理師試験もGルート受験しましたがその時は不合格でした(笑)。
私のおこなった独学勉強方法。
予備校や模試は使いませんでした。過去問中心に毎日コツコツ。
主に3つ。
過去問(赤本)を繰り返す(アウトプットする)。
私が利用した赤本はこちら。
こちらの2020年度版を使用しました。
過去問3年分が詰まっておりこれ1冊で過去問を確認できました。
なぜこの赤本にしたかというと、分野・領域ごとに問題がまとまっており、同じ領域の問題をまとめて勉強することができたから。
他の過去問本だと試験の開催回ごとに問題がまとめてあることが多いですが、私の使用した赤本は問題の領域ごとに過去3回分の問題がまとまっていました。なのでどういった領域・分野を勉強しているのか意識しながら勉強できた点が良かったです。
私はこの赤本を試験日までに6周しました。
1~2周目は1問ずつ問題と解説を読み、「なぜこれが回答なのか?」を口にして説明できるように意識して。
3周目からは『正解・不正解』のチェックをつけ、不正解のものを重点的に繰り返しました。
1周目と2周目は1冊やりきるまでに1カ月以上かかりましたが、3周目以降は周回の時間も短くなりました。
試験1カ月前には過去問3回分をプリントアウトし、週末を使って午前午後の問題を解き、間違ったところの復習を行いました。(問題は公式ページからダウンロード)。
実際プリントアウトした問題を解いてみると赤本では正解していたところを間違えるといったことや、「これってなんだっけ?」となることがありました。やっぱり赤本だけで勉強していると暗記してしまっているんだなあと感じました。なので、プリントアウトし試験本番と同じように取り組んだことは自分の理解度を確認するうえで役立ちました。
話がそれますが、第5回公認心理師試験は2022年7月予定。試験勉強は取り掛かるまでのスピードも大事です。受験を考えている人は早めにとりかかりましょう。
ちなみに自分の住んでいる近くの書店では『赤本』や『心理師手帳』を置いているところがなく、書店を探し回り結局通販で買いました(-_-;)。はじめから通販利用してれば時間の無駄遣いをしなくて済んだのに後から悔やんだりも・・。
なのでテキスト等で悩んでいる人は早く購入して試験勉強をスタートしてくださいね。
他の使用テキストなど。
他に使用したものとして、
- 『現任者講習会テキスト』
- 『心理学手帳』
があります。
『現任者講習会テキスト』
Gルート受験の方は現任者講習会をうけた方(もしくは受ける予定の方)なので『現任者講習会テキスト』を持っていると思います。『現任者講習会テキスト』には心理に関する領域のことが広く浅く?記されています。
『現任者講習会テキスト』を試験対策の勉強として使うのを私はあまりおすすめしません(特にGルート受験者)。なぜなら心理に関する基礎知識が圧倒的に足らないので内容が理解できないから。実際自分もそうでした。
なので、私は過去問5周目を終えてから読みました。
過去問を終えてから読むと自分自身の基礎知識が増えているので理解できる部分も増えます。覚えた知識がつながっていく感じ?といえばいいかな、そんな風に感じたことを覚えています。
それでも心理学統計や心理学研究・実験に関しては難しく、「抑えることだけ抑えよう」といった感じで読んでました💦
『心理学手帳』
試験までの期間は普段持ち歩ている手帳を『心理学手帳』に変えました。この手帳なんといっても巻末の資料がめちゃ豪華!。手帳なので仕事の時に持ち歩いても不自然でなく、隙間時間があれば巻末資料を読んで勉強という風に使うことができました。
会議中に予定を確認するふりをして資料を読んだりも(笑)。
動画等使い、常にインプットする。
移動時間や仕事の休憩中など動画(音声)を使ってできる限り知識を詰め込むようにしました。
勉強で使用した主な動画は下記の4つ。
- ミヤガワRADIO
- しんりしtv 公認心理師・臨床心理士対策。
- 精神科医 松崎朝樹の精神医学
- 橋口誠志郎さんのチャンネル
特にミヤガワRADIOは毎週土曜日にライブ配信をされていたので、他の受験予定者の方と一緒に勉強している感じもありモチベーションと勉強継続の励みになりました。
あと動画ではないですが、『公認心理師・臨床心理士の勉強会』というサイトがとても詳しく過去問解説されていたので、赤本で足りない知識はこちらで勉強させていただきました。
心理専門家の視点では問題をどのようにとらえるのかといったことが個人的にとても勉強になりました。
毎日問題に向かう。
毎日1問は解く。と自分ルールを決めてました。
職場に赤本をもっていき隙間時間に読んだり、動画音声を聞いたり。アウトプットを意識した勉強を心がけました。
アウトプットのために、ツイッターで心理検査の内容をつぶやいたりも。
試験日までの流れ。
昨年2月ごろから勉強を始め、
緊急事態宣言で試験が延長されましたが、個人的には勉強時間が増えて良かったと考えてました。
不合格の時の勉強法。
ちなみに不合格の時にやっていた勉強は、
- 基礎となるテキスト1冊。
- 1000問一答形式の1冊。
を使っての勉強。
第2回試験の勉強は読むだけのインプット中心が良くなかったと振り返ります。自分の場合知識を覚えただけなので、覚えた知識をどのようにテストで使うのか?といったことに繋ながっていなかったなと。
なのでただ本を読むのでなく、しっかり問題を解く(アウトプットする)ことが大事だとおもいました。
過去問中心(アウトプット中心)のやり方にかえ、私は第3回試験合格できました。
まとめ
以上、私が行った勉強法は
になります。
繰り返しになりますがあくまで私一個人のやりかたなので、このようにすれば必ず合格できるといったものではありません。ただ、どれくらい勉強したのかといったことは参考になるのではと思います。
Gルート受験はあと1回しかチャンスがありません。悔いの残らないよう早めに勉強をスタートし試験合格を目指しましょう。
何か聞きたいことがあれば、気軽にご質問ください。
コメント
はじめまして、来年の受験を考えているものです。現任者講習会は当たったものの、合格後本当に就職先があるのか不安です。就職はどうされていますか?
コメントありがとうございます。私は現在、資格取得後、公認心理師の資格をいかして就職はしていません。しかし公認心理師、心理職として資格をいかした就職口は探せばあると思います。公認心理師の資格だけでは大変かと個人的に思いますので、合わせてほかの資格も持ち合わせておくのが良いかと思います。貴方にあった就職先が見つかりますように。
第5回を受ける予定にしています。
自分がgルート受験できること
知らなかったので、最初で最後の試験になります。
こちらのブログとても参考になりました!どうゆうふうに勉強すればいいのか全く分からなかったので、助かりました。本番までがんばります!
コメントありがとうございます。試験勉強、頑張って下さい!応援しています。
2022年の試験を受験します。
手元に2020年の赤本があるですが、やはり最新版で学習しないとダメですかね?
コメントありがとうございます。使うなら最新の物をオススメします。過去の物だと法令が変わっているものもあるので、要注意です。頑張ってください!
最後の試験に向けて頑張っているものです!教えていただきたいのですが、赤本の過去問以外の、ブループリントをまとめた部分や1問1答も、毎回やっていましたか?それとも、繰り返し過去問部分をチャレンジしていましたか?教えていただきたいです!!よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。ブループリントは軽く目を通す程度でやっていません。また、一問一答もやっていません。ひたすら赤本を繰り返ししていました。また、赤本ができないような時は「公認心理師・臨床心理士の勉強会」さんのHPを読んだりしていましたよ。最後の試験頑張って下さいね。